ノンフィクションしか読まない本好きとランチ巡りの年

マニアックなノンフィクションを中心に読み、ランチめぐりをしてます。

単行本 ランキング


20冊読んだので、単行本おすすめランキングを発表します。

3位は憂鬱じゃなければ仕事じゃないです。

現状に甘んじてしまったりしている自分に喝をいれる1冊

1時間で読めて、仕事に行き詰ったときに読み返すとやる気がでます。

2位は大人のための私服の教科書です。

服とは究極の自己満足で、時間と意欲とお金をかければかけるほど自分に返ってきます。

人は見た目が9割というように、身だしなみは大切です。

着る服も年齢ごとに変えていかないと、だんだんgapが生じます。

服がきまるとモチベーションも上がるので、服にもっと気を使いましょう。

1位は悪党芭蕉です。

芭蕉の晩年の伝記で、知られざる側面を知ることができます。

著作を読むのと並行して、読みたい1冊

悪党芭蕉 http://bookinsect.blog.jp/archives/7858651.html

大人のための私服の教科書http://bookinsect.blog.jp/archives/8123082.html

憂鬱じゃなければ仕事じゃないhttp://bookinsect.blog.jp/archives/10800462.html


自民党戦国史 上


西日本新聞の記者から、池田勇人の秘書となり、

池田政権が発足すると、首席秘書官として活躍

池田の死去、大平正芳の側近である著者の本

佐藤政権から田中、三木、福田までが上巻です。

佐藤政権後の、角福戦争は権謀術数やそれぞれの思惑が交差します。

その中で、大平は優柔不断で頼りなく著者はやきもきします。

田名角栄の闇工作やスキャンダルの中で田中政権が瓦解し。

クリーン三木になった後、ロッキード事件自民党は存亡の危機に陥ります。

その中で、大平は次第に成長していく物語です。

著者は、政治家でない一般人であるため、他の政治家との関係は特殊です。

そういった第三者てきな目線で政治を見るので、政治家の回顧録と違った視点で読めます。

田中が大平を見限り、大平を使って福田をつぶそうという考えは佐藤栄作が福田と田中を張り合わせて両者をつぶす方法を踏襲しようとした点

著者の宗教の先生と著者の会話で

「田中という人物は怪物だ」

先生は即座に言った。私は、

「一種の霊能力者ではないか、彼と会って話す人はみな催眠術にかかってしまう」

など田中の怖さが全面にでている上巻でした。

憂鬱でなければ、仕事じゃない


サイバーエージェントの社長と幻冬舎の社長のビジネス本

二人の豊富な人生体験から出る言葉やエピソードはとても興味深いです。

また、見開きの右に見城の自筆で例えば小さなことでくよくよしろよという題

左に説明 次のページに見城、その次に藤田という風に読みやすく、自分の読みたい場所から読んでも楽しめる構成になっています。


見城は小さなことを守れないやつに、大きな仕事などできるはずがないと言い、

トイレ掃除のおばさんの「本の上巻が面白いので下巻を買います」という言葉に

後で送ると答え 律儀にサインを書いてもらって送るということをしています。

それは些細な事でも、ビジネスチャンスになるからだと述べています。

「小さなことにくよくよするな」は人生訓だが、

仕事において小さなことでくよくよしなければ相手の心は摑めない。

ましては大きな仕事など、できるはずがないと述べています。

藤田は、堀江貴文が例の事件の後言ってたことで

「反感の持つパワーがこれほどまで強いと思わなかった」など堀江との友人関係や楽天三木谷社長の話もでてきます。

また、結果でなく、プロセスを評価してほしいという人が結果を出したのは見たことがない

パーティは無駄である

ネットでは、既存のものより際立っているもの、誰も提供して無い物しか存在意義がないと述べています。

仕事で大成するには、小さな事を蔑ろにせず極端な事をしろというメッセージを多彩なエピソードで伝えやる気にさせるビジネス本です。

ちなみに表紙は篠山紀信のもので、ビックリしました。



本を読んだら、自分を読め


おすすめ度★★★★

入門度★★★★★

アルファブロガーの著者の本

本を読むことを進める本

メインテーマは、本は、君を救ってくれない。けれども、本を読むことで、自分を救える自分になれる

というように本は自分を助けるツールだと述べています。

サブテーマは、読自というのは、自分を読む。すわなち、本を通して今まで気づかなかった自分の可能性を発見し、突破していく鍵を得ること

その方法は、君自身が見つけ出す独自のものでなければいけないと述べています。

付き合う人を変えるように読む本も変える。そのためには、本に関しては、できるだけ浮気をしなさいと述べています。

面白いからと言って、池井戸潤ばかりよんでたらいかんのです。

それは、ラーメンばっかり食べているもので、かえって体に悪いです。

ベストセラーよりロングセラーでは、

本を普段読まない人がベストセラーを買う、

ベストセラーになったことはが中身がいいことの証明にはなりませんと述べています。

何がベストセラーになっているか把握するだけでいいと私は思います。

本を読む時間がないという人は、電車の中でのスマホを本に変える。トイレ、ベットに本を置くことで時間を確保できます。

リア充になりたかったら本を読めでは、パーティで本読んでない何を話すのでしょうかと述べています。

私は本を読む人と読まない人では、話の深さ、面白さが違うと思います。

もっとも印象に残ったのは、野口英世はお札の肖像画になっているが、今の医学には業績が何も残っていないという点です。

著者は新書がベストと言いながら、この本を単行本なのでなんでやねんと思いました。

本を読むことの大切さを本を読まない人に向けた本です。

新書 ランキング

加藤 徹
廣済堂出版
2011-08-30

ブログを始めてはや6ヶ月

読んだ新書も20冊を超えました。

そこで、おすすめ新書ランキングを発表したいと思います。

まず3位は中国人の腹のうちです。

日本と中国では、様々な問題がありますし、他の国とも争いを起こしています。

しかし、中国人ってドライ 自己中心的 拝金主義などのイメージが
ありますが、実際よくわからないのが実情です。

そこで、おすすめなのがこれです。

奥さんが中国人で、自身も中国に詳しい著者が中国人の考え方を丸裸にしてくれます。

目から鱗が落ちること必然の1冊


続きまして、2位は

デフレの正体です。

デフレってあれほど言われたのに、最近言われなくなった

デフレって何が問題なのといまいち答えられない人が多いかもしれません。

そこでこの1冊

全国の市町村を巡った著者がたどり着いたデフレとは必見です。

堂々1位は

僕らの頭脳の鍛え方です。

元外務官僚でロシア通の佐藤優と

ジャーナリストの立花隆が選んだブックガイドです。

それぞれの書斎から100冊ずつ

文庫と新書から100冊ずつ選ばれています。

また2人の対談もためになり

頭が悪くなる勉強法

100%当たる細木数子

スパイ小説でダークサイドを探れなど興味津々です。

本として読んでもよし、ブックガイドとして本探しによしと

2つで二倍おいしい本です。



















黒い手帖 随筆

おすすめ度★★★★

ためになる度★★★★★

松本清張のエッセイ

当時の事件についての考察や推理小説についての考察、小説の裏話がメインです。

創作ノートには、小説のネタがつまっていて面白いです。

作家の才能の素質は、私小説的な構成の型と物語的な構成の型に分かれているそうです。

推理小説は動機を主張することが人間描写に通じるそうです。確かに、東野圭吾はそこがうまいなと感じます。

小説の発想について、演繹法帰納法があるそうです。

ヒントを書いたメモを寝かしてみると使えるか使えないかわかる

ノートにメモを取る場合、行間を開けた方がいい

など誰でもありうることも清張もやってます。

文庫版もあります。

推理小説が好きな人におすすめです。

淡麗ラーメン八

萩原にある淡麗ラーメン八に行ってきました。

店内は黒を基調としていて、あんまりおしゃれって感じがしませんでした。

定番?の淡麗八ラーメン580円大盛り+100円を注文しました。

3人客がいて、2番目に注文しましたが、3番目に出てきました。

それにしても、サーブがラーメンとしては遅いです。

ラーメンは、ビジュアル的にいまいちです。

味は、老若男女好まれる味です。

しかし、主張がないかなと感じます。

結論としては、近くで食べる店がない ラーメンが食べたい しかし、あっさりしたのが食べたい
っていった時の店です。



DSC_0071
DSC_0070