憂鬱でなければ、仕事じゃない
サイバーエージェントの社長と幻冬舎の社長のビジネス本
二人の豊富な人生体験から出る言葉やエピソードはとても興味深いです。
また、見開きの右に見城の自筆で例えば小さなことでくよくよしろよという題
左に説明 次のページに見城、その次に藤田という風に読みやすく、自分の読みたい場所から読んでも楽しめる構成になっています。
見城は小さなことを守れないやつに、大きな仕事などできるはずがないと言い、
トイレ掃除のおばさんの「本の上巻が面白いので下巻を買います」という言葉に
後で送ると答え 律儀にサインを書いてもらって送るということをしています。
それは些細な事でも、ビジネスチャンスになるからだと述べています。
「小さなことにくよくよするな」は人生訓だが、
仕事において小さなことでくよくよしなければ相手の心は摑めない。
ましては大きな仕事など、できるはずがないと述べています。
藤田は、堀江貴文が例の事件の後言ってたことで
「反感の持つパワーがこれほどまで強いと思わなかった」など堀江との友人関係や楽天三木谷社長の話もでてきます。
また、結果でなく、プロセスを評価してほしいという人が結果を出したのは見たことがない
パーティは無駄である
ネットでは、既存のものより際立っているもの、誰も提供して無い物しか存在意義がないと述べています。
仕事で大成するには、小さな事を蔑ろにせず極端な事をしろというメッセージを多彩なエピソードで伝えやる気にさせるビジネス本です。
ちなみに表紙は篠山紀信のもので、ビックリしました。