ノンフィクションしか読まない本好きとランチ巡りの年

マニアックなノンフィクションを中心に読み、ランチめぐりをしてます。

古典

眠れないほど面白い『古事記』

眠れないほど面白い『古事記』: 愛と野望、エロスが渦巻く壮大な物語 (王様文庫) [文庫]由良 弥生三笠書房2012-12-28*愛と血の争い*日本史で誰もが習う古事記しかし、読んだこともない古事記私は、たぶん岩波文庫では挫折する人が多いと思います。初めの一冊…

徒然草 入門

徒然草 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス) [文庫]角川書店2002-01原文と口語訳でたいへん読みやすい1冊卜部兼好が酒、友情、女、風流などするどい考察をしますはじめの1冊に向いてる本

近松門左衛門 入門

近松心中 加工訳 さらさら読む古典1 (あおぎり文庫―さらさら読む古典) [単行本]近松門左衛門梧桐書院2009-12-17近松門左衛門の人形浄瑠璃の台本曾根崎心中、心中天の網島、、冥途の飛脚の3作男が女郎と心中する話です。加工訳で読みやすく、入門書にぴったり…

身も蓋もなく言うとツァラトストラとはつまり

ツァラトストラかく語りき 上巻 (新潮文庫 ニ 1-1) [文庫]ニーチェ新潮社1953-01-13ツァラトストラがいろいろなテーマにおいて自論を語ります。本文、注、本文、注の順に読んでいくと、すこしわかりやすくなります。はっきり言ってむずかしいです。正直、内…

読書はアウトプットが99%

読書について 他二篇 (岩波文庫) [文庫]ショウペンハウエル岩波書店1983-07ドイツの哲学者ショウペンハウエルの本読書とは他人にものを考えてもらうことである。INPUT重視の読書を否定します。ベストセラーは読むな新刊書ではなく、古典を読めとも提言…

もう一度「シェイクスピア」の意味を考える時が来たのかもしれない

シェイクスピアを楽しむために (新潮文庫) [文庫]阿刀田 高新潮社2002-12-25シェイクスピア入門ガイドシェイクスピアって難しそう読むの面倒そういう方にあらすじと時代背景、シェイクスピアのねらいなどわかりやすく教えてくれます。これであなたもシェイク…

父上も老いたな

リア王 (新潮文庫) [文庫]ウィリアム シェイクスピア新潮社1967-11-28 シェイクスピアの四大悲劇のひとつ年老いたリア王が娘にした愚かな仕打ちそれにより自分に帰ってきて徐々に正気を失う最後はあらゆる屍の上に終結するヨーロッパでは教養に欠かせないら…