2007年の
世界陸上大阪大会から2008年の
北京五輪における
100m×4のリレーチームを追ったノンフィクション
大阪大会でアジア新記録を樹立した過程を躍動感あふれる文章でつづっています。
ムード―メーカーで筋肉質 良い時も悪い時も引きずる塚原
みんなの兄貴分だが人一番繊細な末續
自分の主張を貫く高平
仲間の尊敬を一身に集めるレジェンド朝原
そして、サブとして悔しさを胸に秘めつつひたむきに役割を全うする小島
とそれぞれの生き様が重なりあいハーモニーを奏でます。
また、個々の選手の学生時代のエピソードがふんだんにとりこまれ、恩師との関係、子供時代、スランプ
など共感できます。
とてもおすすめできる1冊です。